上位対決という緊張する中、雨。


しかも、前半は土砂降りの雨。




寒さと雨。
その中でビッグマッチを戦うなんて、精神的にも肉体的にも厳しい状況。

そしてアウェー。
厳しくないワケがない。

そんな中でも選手のみんなは戦ってくれた。
何度も何度もゴールにチャレンジしてくれて、何度も何度もピンチを潰しに走ってくれて。

前を向き続けた結果のＰＫ


ブーイングを受けながらもきっちり決めたミルナー




この瞬間、負けはなくなりました。
だって不敗神話がありますから。




必至に奪った１点。
シティ相手では、まだまだ不足な気がする。
今日の展開では、いつどっちに点数が入ってもおかしくない。

そんな流れの中、同点に追いつかれてしまったものの、今日のリヴァプールは気迫が違う。
どんなにボールを奪われても、走って奪い返す。

決定機を決められなかった時もあり、逆に相手も決定機を外してくれた。
こんなシーソーゲーム、あんまり見られない。

そして最大の決定機。
公式の写真でララーナの写真が上がっていましたが、心が痛すぎて使えない。
今回最大の山場にして最大の決定機。
あの瞬間は「あぁぁぁぁぁッ！！」となりましたよ。

確かにね、あれがうまくゴールに繋がっていたら、勝てたかもしれません。
でも「たられば」です。

試合後にララーナがクロップ監督に謝ったというコメントが出ていました。

どうか謝らないで。
誰もあなたを責めたりしません。

あの時間まで全力で走ってくれてたんです。
毎試合、毎時間、どんな場面でも必死にボールを追いかけてくれてるのもララーナなんです。
これは「たられば」でもなんでもなく、燦然たる事実。
だから、失敗してしまったと下を向かないでほしい。

そしてララーナだけでなく、他の選手もドローで納得がいってないようですが、それでもあのコンディション、雨、ビッグマッチ、色々な条件のなか、必死に頑張ってくれた事がひしひしと伝わってきました。

ありがとう、リヴァプール。
次の試合まで少し時間があります。
疲れた体を休めて、また走ってください。


"You'll Never Walk Alone."