怪我の治療で長期離脱をするフラナガンを、友人として、チームメイトとして、キャプテンとして、間近で見ていたヘンダーソンが、チームに「フラナガンの契約延長を」と直訴。

クロップ監督は「彼の将来を考えているよ」と答え、２９日シティ戦でスタメン起用。

そして、「監督の言葉が嬉しかった」とフラナガン。

フラナガンがプレイで応え、マッチアップのスターリングを絶対止めると心に決めて、何度も体を張って、ファールも厭わず、それでも止めた。
アンフィールドサポーターは、それを見て歓声が上がり、他の選手にも闘志が伝わる。

結果、スターリングは前半でお役御免。
フラナガンの完全勝利です。

今回のこの一件を見て、私の考えはすんごい甘々だったと痛感しました。

先日前までこんな考えをしてました。

スターリングがリヴァプールから出て行く時に「田舎はイヤだ。都会に行きたい」と言っていると。
まあ、本当かどうかは本人しかわからない事ですから、言葉の真意はともかくですが。

こういう言葉を発してしまう事や、あまり良くない遊びをしてしまった事、そういう、心の指導をしてくれる大人が周りにいないのかな。と思ってました。

いや、実際はいたはずです。それに耳を貸さなかったのは本人かもしれません。

１９歳、プロであるからには大人です。
でも、体も心も、まだまだ成長途中です。

私が１９歳の時、働いていましたが、遊ぶ事しか考えてませんでした。
そんな事はどうでもいいです。

話は逸れますけど、サッカー以外にもモータースポーツが好きで、motoGPやスーパーバイク、WRCなども観戦してます。
若いライダーは、いい指導者がつけばメキメキ調子は上がってくるし、悪い大人が付けば、妙な噂や移籍話が飛んだりします。
どこの世界でも、周りの指導って凄く大事なんだと思うんです。

話を戻します。
悪い大人がいたとは思いませんし、いい方向を向かせてくれる大人がいれば、ああいう発言や、行動は慎んだのかなと。

移籍するのは何も問題ないと思いますけど、出て行き方があまりにもお粗末だったなーと思ってまして。

好きだった選手ですから、他のチームに行ったとしても、いい戦いが出来るなら、それはそれでいいじゃない？勝敗はおいといて、リヴァプールでゴール決めたら、それでちゃんとスターリングにさよなら出来るな。

なーんて思ってました。

ごめんなさい。
そんな考え、甘かったです。

ピッチで戦ってる選手には、そんな事、１ミリも関係なかった。
止めなければ、チームは負けるかもしれない。
スターリングの周りの事？それがなんだ？
リヴァプールが勝つ事、それが一番大事。

今回のフラナガンの戦いを見て、先日までの私とさよならできました。

若いフラナガンを見て、こんなおばちゃんが少し成長できました。
リヴァプールを応援して、まだまだ成長していきたいです。

これだけ長々と自分語りでした。
読んで頂き、ありがとうございました。